今回は、皆さんに『この本はすぐに必ず読んどけ!』という本を紹介する。この本を頭が切れる人が読むと、ある者は激怒し、ある者は自殺したくなり、ある者は素直に現実を受け入れるだろう。そして、今よりもっと前向きに歩み出す人もいるかもしれない。完全に内容を理解すると賢くなるはずである。
この『儲かる会社は
在庫管理がうまい』の本の内容を簡単に説明する。(でも、詳細はきちんと本を読んでほしい)
・損益計算書で利益が出ている会社でも
倒産するからくりの説明
・デフレ経済では現金を持つ会社が一番強い
今までの商売のやり方は通用しない。やり方を変えよう!
・売掛金回収がままならない、手形を持つと現金化まで危険が多すぎる(倒産や現金がないときに割引をしなくてはいけないから)
・有価証券や多くの在庫、不動産は危険(不動産の値下がり、有価証券の価値下落、在庫は倉庫に収めておく際の
諸費用や古くなって価値が下がることを考える)
・無理な売り上げは会社倒産の元(支払いを先延ばしにされるから)
・ものを作る場合は必要以上のモノを置くな。在庫は発注されたモノ以上の在庫を置くな。取引先と話し合ってそういうシステムを作れ!
・製造も営業に出てお客の要望をしっかりと聞き、要求に答えよう
・これからは、「低価格化」か「高価格のブランド商品」に分かれる
・品切れで倒産した会社はない!
・年功序列は失敗する。過去の経験が通用しない。
・営業は発注を聞くだけではなく提案営業を。相手の会社の利益になる提案を行う。視野を広げる。(経済誌や経済新聞・流通新聞などを二時間程度は読む。各地域の特性を知りそれにあった営業・販売を行う)毎月、目標を立てさせ、営業に教育を(特に社外からエキスパートを招くこと)(営業も含むすべての)従業員のレベルアップが会社を支える。
・製造は一工程だけではなく多能工を育成すること。一工程だけならロボットでもできる。機械をフル稼働するように情報を得る。
・本社ビル他が借家・借地でもいっこうにかまわない。(コストが安ければ)
・高い倫理、情報開示が会社をよくする。顧客に視線を向ける。
・経済のグローバル化、物流の進歩、人口の減少、IT化が経済の仕組みを変えた。単価の安いモノは海外から。
・知識労働者を育成せよ、
肉体労働者は正社員から排除せよマニュアルでしか行動できない社員→肉体労働者、派遣やパートで。
どうだろうか?
この本は、2003年、今から5年前に書かれたPHP出版がだしたものである。それから6年。良くも悪くもその多くはこの本の読み通りになった。
ただし、会社が高倫理・高情報開示か?といえば、首をかしげたくなる部分はあるのだが、しかし、倫理を守らない人や企業は不景気になるにつれ、糾弾されるようになった。(でも、高倫理・高情報開示かというと、そうではない気がする)
また、会社は従業員教育に力を入れず、安易に人を切り捨てた。成果主義ではなく、高い給料の者を賃金交渉なしに大量に切り捨てた。また、若い人の多くは派遣やパートで雇用した。これによって、社員教育もままならず、社員のモラルは以前より低下したのではないだろうか?
さらに、顧客の
ニーズに応える(商品購入の二分化)、というよりも、特に地方では、顧客の心理は『生活の不安』からより製品保証されていそうで安いものを購入する動きがある。商品の購買意欲は
ブランド志向にはなかなか行かず、お金持ちの人でも、商品がしっかりしていそうで、ある程度着ていて人並みと言われそうで、安価なものに行きつつある。ユニクロはその典型的な例であろう。また、古着に走るのもその傾向だろう。お金のない人は、
中国などから入ってくる、大量
生産の服(夏用ズボン299円など)や、古着を着るようになっている。デフレで服すら買えなくなってきているのだ。
そして、国や地方自治体もお金が無い。その結果、ひょっとすると、近い将来、生活困窮者のための市営住宅ならぬ市営マンスリーネットカフェすら誕生するかもしれない。また、ある人が予測していしてだが、金持ちは自由と英才教育を求めてアメリカへ移住し、残った者が生活に困窮した者によって狙われる、殺害される・・・という姿になるかもしれない。(実際、知らぬ間に危険な社会になっているのではないか?)
しかし、その事を防ぐチャンスはこの国にもあるはずである。困窮した人が餓死し、強盗が多発する社会を防ぐ手段は何かあるはずである。 ある経済学者は、年功序列や終身雇用が死ぬことを前提に、退職時の職業訓練および生活保障の長期化を提案している。私は、職を失っても食事や
健康は維持できる仕組みを訴えている。(とはいっても、私が訴えてうまくいくなら、そうしたいのはやまやまだが、そんな力は無い)
でも、私は行動する。意見を言う。話を聞く。事実を調べる。
呼ばれたら動く。呼ばれなくても参加しようとする。
(生活が可能な範囲内で・・・)
あなたも行動しよう。
暴力ではだめ。一方的な主張ではだめ。でも、生存権は曲げられない。それ以外は、状況による。
冷静に耳を澄まし、議論・交渉をした後でも考える。
死ぬまで生きる。作為でも不作為でも、それによって人は生き、それによって死ぬ。でも、死ぬまでは生きる。